トレーディングカードが投資に向かない理由2【トレカ投資・TCG投資】

こんばんはValです。
以前トレカの投資リスクについて書きました。
今回はその追記という形です。

以下の前回記事を読んで頂いたことを前提にお話しいたします。

何度も言いますが私はTCGは投資に向かないと思っています。

最近はSNS等でカードの状態について見かけたのでそのあたりの視点で話していこうと思います。

カードの状態表記について

みなさんはカードの状態をどの様に表現しますか?
新品や未開封ならある程度分かりますが、トレカは基本的に中古で一度人の手に渡ったものです。
以前鑑定のポイントでも記載しましたが、買い手によっては表面状態から印刷の位置(センタリングと言います)まで気にします。

ここでは良く使われる表記を並べてみました。

  • GemMint(GM,ジェムミント)
    最高の状態でありパックから開封した直後でもこれに該当するものは少ない。基本的には鑑定機関によってグレーディングされ最高と認められたものを指す。Pristine(無垢)という呼ばれ方もする。
  • Mint(MT,ミント)
    GemMintほどではないが十分に綺麗な状態でありこちらも鑑定済みのカードに用いられる。
  • NearMint(NM,ニアミント)
    パック開封直後の鑑定していないカードはここに該当するものが多い。ただし呼称の通りMintに近い状態であり、軽微なキズなども含まれる。
  • Excellent(EX、エクセレント)
    目立つ傷が存在しプレイ用とされる。
  • Verygood(VG,ベリーグッド)
    Excellentよりも更に状態が悪いものを指す。
  • Good(GD,グッド)
    キズやスレがかなり存在し日焼けなども含む状態。
  • Poor(PR,プア)
    折れていたり破れていたり最悪の状態を指す。

    NM+など上記の記号に+や-を付けて細かく表記することも有る。

個人的にはNM辺りから個人差がかなり出るとおもっていて、AさんがNMといってもBさんやCさんはEXと言う事なんてざらにあります。
また、ワールドワイドで見ると海外のNMは日本のEX程度という感覚もあります。

何が言いたいかと言うと、それだけ曖昧な市場なんです。

店舗での売買について

個人の取引はトラブルになるため次に考えるのは「個人の取引はやめてお店で売り買いすればいい」ですが専門店でも同じ状況です。

こんなこと言うと良くないかもですがTCG業界では昔からよく、「一回買取査定出してEX判定だったからやめて翌日また出したらNMで買取単価が上がった」なんて話が多いです。調べるとゴロゴロ出てきますよ(笑)

例えば状態EXで買った5万円のカードをそのまま買取に出したらEXで買ってくれない事も良くあります。
そんなのおかしいと思いますよね? しかしそういう事が多いのはおそらく事実です。(私は実体験でありました。)
TCGショップの闇なのか個人の査定差なのかは私には確かめようが有りません。

例えば以下のカードを皆さんはどれに該当すると思いますか?
多分人それぞれですよね…

カードの状態の判断については以下を参考にしてもらうと参考になると思います。
TCG-Trading Card Game-の状態について【完品や美品とは】

まとめ

これほど個人差がある物に対して投資をするのはリスクが大きすぎると思いませんか?
前回お話しした物を含めると
①購入後しっかり湿気や日焼け等対策して保存すること。
②きちんと偽造でないことを証明する手段と知識があること。鑑定品の偽造も含む。
③売りたいときに買いたい人がいる事。
④買いたい人が求めている品質であること。
⑤状態をきちんと両社で合意できている事。

真面目な話そのお金で安定株買って配当金得てもいいし、NISA等で将来の資産形成してもいい。
何よりほっとけばいいのが楽ですね。

私は必死に売り買いして10万円以下程度しか得られないなら持ち株を追加で買いますね~
偽造も盗難も絶えませんしそんなリスクとってまですることなのかな???
Yhooニュースリンク

TOPに戻る

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です