MTG-フレイバー・テキストを楽しもう!【Flavor Text】
目次 / contents
フレーバーテキスト/Flavor Textとは
マジックザギャザリングのカードに描かれているルール外の文のこと。
元々はバニラクリーチャーのテキスト欄を埋めるためにカードに関連する文章が書かれていました。
文字通りカードのフレーバー(Flavor:風味)のことで、マジックのストーリーに触れた文やカード自体の背景を物語るようなものも存在する。
なかには面白さやバラエティなものもあり、知ることでより一層マジックを楽しめると思います!
ここでは各部門に分けて好きなフレーバーテキストをご紹介していきたいと思います。
何故かバズったフレーバーテキストです。
マジック事態知らない方からも見て頂いていてとても嬉しい😊
カッコいい部門
◆カード名称
全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent
◆フレーバーテキスト
彼は未踏の地を旅してきた。そして、二度とそんなことをする者が出ないように戻ってきた。 ONS版
◆感想
ゲームの裏ボス感のあるフレーバーテキスト。
背景に「ゴ!ゴ!ゴ!」って書いてありそう!
能力もテキストとマッチし手札に戻せる能力付き!!
因みにタップするだけで3ドローできる凄い奴です!
◆カード名称
通過の儀式/Rite of Passag
◆フレーバーテキスト
すべての傷は学習だ。そしてすべての戦いは、何を学習したのかを示す試験だ。
◆感想
とても前向きな考え方でカッコいいです!
傷を失敗に置き換えるとで自身の人生に落とし込んで考えられます。
重要なのは失敗と向き合い次の自分にどれだけ生かせるかですね!!
◆カード名称
最後の言葉/Last Word
◆フレーバーテキスト
いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。 だがそれは今日ではないし、お前にでもない。
◆感想
中二感がすごい!「今のお前に俺は倒せない」っていう少年漫画やバトルものに出てくる強敵が口にしそうなセリフですね。
一度リアルでいってみたい!!
◆カード名称
稲妻/Lightning Bolt
◆フレーバーテキスト
火花魔道士は叫び、彼が若かった頃の嵐の怒りを呼び起こそうとした。 驚いたことに、空はもう再び見られないと思った恐るべき力で応えた。
◆感想
しばらくスタンダードで収録されなかった稲妻。
再録とともに新たに付いたこのフレーバーテキストは多くの赤使いの心に突き刺さった。(実話)
◆カード名称
予期せぬ助力/Unlikely Aid【IKO】
◆フレーバーテキスト
「もう二度と、誰かを載せるつもりはないぞ、ギデオン。これ以上は期待するな。」
―――ラクドス
◆感想
灯争大戦でニコルボーラスに立ち向かう最中、ペガサスを失ったギデオンにデーモンでありラクドス教団のボスであるラクドス自身が助力するワンシーン🔥最高に熱い展開🔥
強大な敵に立ち向かうため昔登場したキャラクター達が力を合わせる王道の激熱展開ヾ(≧▽≦)ノ
感動部門
◆カード名称
歓喜する空眷者/Jubilant Skybonder
◆フレーバーテキスト
彼女は生まれつき歩けなかったが、エルーダを通じて飛べるようになった。
◆感想
生まれつき歩くことが出来なかった女性。エルーダに出会うことで翼を手に入れたのでしょう。
イラストの女性はとても元気に飛んでいます!
◆カード名称
無私の救助犬/Selfless Savior
◆フレーバーテキスト
捨てられていた子犬は彼女に育てられ愛情に満ちた生活を得た。最後の行動は、彼女への感謝だった。
◆感想
子犬のころ捨てられてしまった過去。女性に拾われて愛情を知ったのでしょう。最後の感謝はカードの効果で表していますが暖かくも少し寂しいストーリーですね。
イラストは幸せそうにはしゃいでいる犬の姿。
最初テキストは読んだときは涙が出ました。
◆カード名称
高山の番犬/Alpine Watchdog[M21]
◆フレーバーテキスト
「8日目。猛吹雪に襲われる。資材を失い、士気が低下。9日目。ドーバーが我々を発見。」
――山頂を目指して:生存の物語
◆感想
雪山を登山していたのでしょう。そこで吹雪に襲われてしまい資材が付きてしまった。士気も下がってきた。そんな絶望的な状況!!
しかし翌日にこのワンちゃんが見つけてくれたおかげで生存して頂上にたどり着けたのでしょう。
ーー勇敢なドーバーの物語でもあるとおもいます。
◆カード名称
安堵の再会/Cathartic Reunion[IKO]
◆フレーバーテキスト
その兵士は自らの富も称号も、故郷をも捨てたが公開は無かった。友を救うことが出来たのだ。
◆感想
最終的に人間ではない友を救ったという映画のラストの様なシーンですね。抱きしめあってるのが素敵✨
実はこのカードは同セットの”禁じられた友情”と”捕獲球”というカードから背景ストーリーであろうイラストが存在します。
気になる方は調べてみてね!
怖い部門
◆カード名称
甲鱗のワーム/Scaled Wurm
◆フレーバーテキスト
氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。
― 「キイェルドー:氷の文明」
◆感想
長いテキストにはこのクリーチャーが恐れられていたかが語られています。
それゆえ強カードと勘違いしてしまった子供が当時いたほどに!
日本では異様に人気のある甲鱗様!
◆カード名称
マウアー地所の双子/Twins of Maurer Estate
◆フレーバーテキスト
お嬢ちゃんたち、ご両親はどちらかな?
― 放浪のモンク、レイグの最後の言葉
◆感想
青いドレスをまとった2人の幼女。手や口回り、ドレスには赤いモノが付いていますね…
放浪のモンクのレイグさんは何のために声をかけたのでしょうか?
ロリコンだったのかな(笑)
◆カード名称
切望するマーフォークWishful Merfolk
◆フレーバーテキスト
彼女は乾いた地面を歩くことを強く望んだ。そこで復讐を果たすために
◆感想
アンデルセンの童話『人魚姫』は声を代償に足を手に入れて王子様に会いに行き最後は泡となって消えてしまう物語。
しかしこのマーホークは復讐のために人間の足を望んでいるようです。
元ネタは同じでも結末は大分違いそうですね。
おもしろ部門
◆カード名称
ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade [4ED]
◆フレーバーテキスト
「ここから石や岩や矢を落とすんだ。さあ、もっと石を出せ!」 「わかった、大将。でも、わしらはどうやって降りるんで?」
◆感想
ちょっとおバカなゴブリンのフレーバーです(笑)
敵をみつけた気球部隊が備えてある岩や石を投げて攻撃しているのでしょう。
しかし気球なのでおもりがなくなってしまうと・・・
後先考えないゴブリンらしいおもしろいテキストです!
◆カード名称
怒り狂うゴブリン/Raging Goblin
◆フレーバーテキスト
彼は世界に対して怒り、家族に対して怒り、自分の人生に対して怒っていた。 だが、だいたいは理由もなく怒っていたんだ。
◆感想
怒り狂ったゴブリンが斧を振りかざして飛び掛かっています!!彼は周りすべてに怒りを覚えているようです。
何に対し怒りがこみ上げるのかと思ったら「理由もなく起こっていた」ようです。
実にゴブリンらしいですね(笑)
◆カード名称
せっかち/Impatience
◆フレーバーテキスト
では3まで数えるぞ。3。
◆感想
っちょ!?まってよ💦
◆カード名称
ゴブリンの戦術家、半心臓のイッブ/Ib Halfheart, Goblin Tactician
◆フレーバーテキスト
俺以外の全員 ――― 突撃!
◆感想
読んだ瞬間に皆思うでしょう・・・
「お前は突撃せんのかいっ!」
◆カード名称
予期せぬ助力/Unlikely Aid【IKO】
◆フレーバーテキスト
「毒の沼に落ちて死ぬところを助けてくれてありがとう。でもそろそろ降ろしてくれる?」
◆感想
毒沼に落ちそうになりその怪物に加えられたことで一命を取り留めた。
その子は助けるつもりで咥えたのかな…まさか食べるつもりなんてね(笑)
考えさせられる部門
◆カード名称
選択/Opt[ELD]
◆フレーバーテキスト
「時に難しい選択がある。二つの驚異から一方を選ぶときだ。」
――老いたる者、ガドウィック
◆感想
驚異に限らずですが先が分からないことを選ぶことは難しいです。ただ選ぶ責任から逃げてしまうことも有るのが人間ですね…
自分で選んだ選択に後悔しないように生きていきたいです!
◆カード名称
ムーンフォークの謎掛け師/Moonfolk Puzzlemaker[NEO]
◆フレーバーテキスト
「研究とは、よそ者が思うような味気無くて真面目腐ったものとはほど遠いものです。」
◆感想
研究するに必要なエネルギーは”好奇心”とも言います。ましてやそれは研究者という変わり者にとって一番掻き立てられることなので外から見たら理解できないのでしょうね🤔
あと笑顔が素敵で可愛いイラストです。
◆カード名称
汚染された地/Contaminated Ground
◆フレーバーテキスト
「誰だって自分の目で見えるようになるまで、汚染のことなんて気にしねえんだ。」 ――― ゴルガリの腐敗農夫、グーラス
◆感想
”自身に影響がない事は見えない”と捉えると結構リアルだなって思いました。
例えば道端に落ちているゴミとかにすると思い当たる方は多いのではないのでしょうか?
◆カード名称
的外れの激怒/Misguided Rage
◆フレーバーテキスト
ヴァーヴの怒りが収まった時、彼がそこに見たのは、自分が焼き払った家と、自分が壊した武器と、自分が殺した友人ファートの姿だった。
◆感想
ファンタジー世界のゴブリンらしいとは思います。
ただ現実でも一時的な感情に振り回されて取り返しのつかない結果を招いてしまうことも有るので自分を客観視できるようになろうと思いました。
ユーモア部門
◆カード名称
地下墓地のクロコダイル/Catacomb Crocodile
◆フレーバーテキスト
「俺が下水の王だ!」ネズミは言った。「俺はすばしっこくて悪賢い。どんなトンネルでも知ってる。」
「いや、俺が王だ!」ゾンビは言った。「俺は冷たくて恐ろしい。どんな腐敗も俺を蝕むことはできない。」
そこへワニがやって来て、どちらも食べてしまった。
◆感想
なんというか童話に出てきそうなマジックには珍しいテキスト。
ネズミとゾンビが張り合っています。
落ちで最後にワニが両方を食べて終わりという。
気になったフレーバーを見つけたら都度更新していきたいと思います!!
https://twitter.com/VAL__acs/status/1391221485948133382
こんなタグ付けてツイートしようかな
#MTGフレーバー
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