MTG_【パックの違いについて】ドラフトブースター/セットブースター
こんにちはValです。
ここではパックから排出されるカードの品質の違いについて整理していきます。
またここではパックの呼称を次のように略しています。承知ください。
ドラブ(ドラフトブースター)セトブ(セットブースター)コレブ(コレクターブースター)
またこの記事はどのパックが良いとか悪いではなく事実証拠的な差を残し、違いを理解した上で、自分に合ったパックの購入につなげるのが目的です。
目次 / contents
コレクターブースターについて背景
まずはコレブが別物として分けられ始めた経緯
コレブを売り出して数年、ずっと言われていたこと。それは”品質について”です。
コレクター向けパックと謳い、1パック定価2000円以上するのに”カット品質”や”Foilが今までの物と光り具合が違う”などの意見が多かったです。そして2020年あたりから別物とし始めたショップが出てきました。
現在ではお店によっては「ドラブ、セトブ」と「コレブ」で分けられている事が多いです。
コレブの特徴の光方やカット品質については以前整理したのでここでは割愛します。
セットブースターについて背景
セットブースターは2020-09-25発売のゼンディカーの夜明けから登場しました。
特徴としてはドラブよりも少しパック単価が高いが、レアなどが相対的に当たりやすくなっています。品質についてもドラフトに近い(コレブよりも差がない)ことから特に値段のつきやすいFoilはドラブと同様に扱われているのが現状です。(2022-02現在)
セトブとドラブの品質差について
私が気が付いたのはイニストラード真夜中の狩りでした。実際にその時はFoilの光方がマットになった印象だったのを覚えています。(当時のカードデータの記事)
またインクのdotを見るからに確実に印刷品質は変わっていると言えると思います。
更にコレブほどではないですが裁断のカットが荒くなったと感じました。(これは感覚です)
それ以降のセトブは全部Foilの品質が一定であること感じることからドラブとセトブの違いを深堀していこうと思います。
特徴比較①(解像度大きくしてます)
ここで実際にドラブとセトブを比較してみましょう。
最新のセット神河より可愛い「開運の供物」です🐈
光源はカード間にしています。皆さんはドラブとセトブ見分けられますか?(写真だとわかりにくいかな?)

答えは左がセトブで右がドラブです。
特徴①として光方です。
理由は後で説明しますが、左(セトブ)はイラストがぼやけています。右(ドラブ)はイラストがくっきり見えていますね。
特にネコさんの顔や足元を見るとわかりやすいです。
光方が違う理由
拡大写真(x45)エキスパンションシンボルの左辺り

セトブの拡大写真

ドラブの拡大写真
見ての通りかなり違います。セトブはFoilが格子状になっているのに対しドラブは一滴ずつ配置されていますね。
つまり光っている面積が多いためその分イラスト部分(カラーインク部分)を覆ってしまいぼやけて見えているということが分かります。
私は某灯争大戦の前期後期何かよりもわかりやすいと思います。
特徴②比較
裁断です。カードのカットが比較するとかなり品質差があることが分かります。
「開運の供物」さんのFoilを3枚ずつ並べています。左がセトブで右がドラブです。セトブはエッジやコーナーのカットが荒めなのが分かりますね。

まとめ
最初に書いた通りどれが良い悪いではありません。自分に適したパックを選ぼうというだけです。
私は鑑定で楽しんでいるため鑑定に出すような高額カードや好きなイラストカードはドラブで集めようと思います。
しかしプレイで遊ぶ分にはセトブでもコレブでもどれでもいいと思ています。レア当たりやすいですしね!
あとはショップがやり始めた「ドラブ、セトブ」と「コレブ」という括りはおかしいと思うという事と、それを真似してオークションやフリマに出品されているものも同様に変だなと思っています。
理由は簡単”違うから”です。分けるなら 「ドラブ」と「セトブ」と「コレブ」という様なのが正しいと思うし、またコレブの時同様に後出しで分けてくるのではないかと思っています。付加価値が付けばなんでも言ったもん勝ちになりやすいのがTCGの世界ではおおいですしね💦
皆さんも周りに振り回されないで、もちろん私の価値観に合わせる必要もないです。
「欲しいものは自分の目で見て決めて欲しい」と思いました。
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